私がこの事業を始めた原点
皆様、はじめまして。EGORDIA代表の江郷です。
このコラム記事では、私自身のこれまでの経歴や、この事業を始めるに至った背景についてお話しします。
警察官時代の私
私は、もともと警察官でした。
人より正義感が強かったこと、小学校のころ大事にしていた文房具を何度も盗まれた経験があったことなどから、「悪い奴を捕まえたい」という一心で警察官になりました。
現職時代は、交番のおまわりさんから始まり、「自動車警ら隊」という部署で県下全域の重要事件に臨場したり、警察官募集などの採用に携わる仕事をしたり、刑事の手伝いで「張り込み」や「ガサ入れ」をしたりと、最前線を駆け抜けていました。
印象に残る事件
数々の現場に臨場する中で、特に印象に残るものがあります。
それは、「空き巣」や「車上狙い」、「のぞき」などの自宅が被害現場となってしまう事件です。
本来、家族と財産を守るための自宅で被害に遭う。これほどまでに嫌な経験はありません。
被害者の方は大きなショックを受けていましたし、中には「気持ち悪くてもうこの家には住めない」とおっしゃる方もいました。
現場で感じた悔しさ
そのような現場で、被害者の悲しみに向き合うとき、私自身もとても悔しい思いをしました。
なぜなら、私はいつも「事件が起きた後」に駆けつけるだけで、被害者を事件から守ることはできなかったからです。
だからこそ、現場を見るときには「どうすればこの方を守れたか」「どうすれば被害に遭わなかったか」ということを常に考えていました。
たどり着いた答え
数々の現場に行く中で、私は確信したことがあります。
犯人は、犯行をする場所を選んでいるということです。
被害に遭ってしまった家には、どこか共通点があり、それは一言でいうと「犯人にとって犯行がしやすい環境」つまり「狙われやすい環境」であることに気が付きました。
逆に言うと、「狙われにくい環境」を作ることで被害に遭う可能性をぐっと下げられるということです。
一言で「被害に遭わないように気を付けましょう」といっても、具体的に何をすればいいのかは分かりません。
だからこそ、そもそも「狙われにくい環境」「狙われにくい家」を作ることが1番大切だと気づいたのです。
そしてこれは、最新の防犯理論「犯罪機会論」の考え方とも合致しています。
この考えを広めるために
警察官の私が、ずっとパトロールをすれば、犯罪は減るかもしれません。
でも、それには限界がありました。警察官の人数も、パトカーの台数も限られている中、110番が入ればそちらに行かなければなりません。
そのため、やはり「自分の身は自分で守り、被害に遭わないようにする」ことが一番だと気が付いたのです。
そこで私は、狙われにくい環境づくりを広めていく必要性を強く感じ、思いきって警察官を辞め、この事業を始めました。
一人でも多くの方を被害から守り、犯罪そのものを減らしていくことが私の目標です。
どうぞよろしくお願いいたします。